B励起で観察しています(青色光を照射し緑色の蛍光を観察)。免疫染色法を使ってAlexa488でチューブリンを染色したものです。分裂装置(紡錘体)をつくっているチューブリンが緑色に見えます。対物100倍
上と同じ視野をUV励起で観察をしています(紫外線を照射し青色の蛍光を観察)。DNAを染色するDAPIという蛍光色素で染色しています。DNAつまり染色体が青色に見えています。対物100倍。
チューブリンとDNAの蛍光像を合成したものです。緑が分裂装置、青が染色体です。細胞の両極から伸びている紡錘糸が染色体に伸びている様子がわかります。
中期分裂像です。対物40倍。
明視野で観察したものです。100倍の対物レンズを使いました。よく見ると細胞の中央に分裂装置が確認できます。
上と同じ視野をB励起で観察したものです分裂装置がはっきりとわかります。二枚の写真を頭の中で重ね合わせてください。細胞の構造が良くわかります。
間期の細胞を明視野で観察したものです。細胞の中央に核が確認できます。対物100倍。
上と同じ視野をB励起で観察しました。核の両側に分裂装置が作られていることがわかります。一カ所にあった二つの中心体が細胞の両側に移動したところと思われます。微小管(チューブリン)の機転に中心体があるはずです。まもなく分裂が始まると思われます。対物100倍。
チューブリンをAlexa488で核酸をPIで染色したものです。RNA分解酵素処理も行いました。UV励起がないため、DNAをDAPIで染色できないので、G励起で使えるPIと呼ばれるDNA染色色素を使いました。
染色後二週間たってから撮影をしました。時間が経ったためか、PIはうまく観察できませんでした。
チューブリンはきれいに観察できました。対物100倍。
16細胞期の胚が分裂を始めたところです。位相差観察では分裂が始まっていることはわかりません。
位相差観察。対物40倍
Alexa488でチューブリンを染めたものです。中期分裂像がたくさん見えます。
全ての割球が同調的に分裂を始めていることがわかります。
Alexa488とPIの二重染色です。B励起の写真とG励起の写真を合成しました。染色直後に撮影したものです。PIでDNAがきれいに染まっています。対物100倍